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セレクトショップを始めるなら、今人気の「ライフスタイルショップ」が絶対におススメな理由!

ちゃぼけん

今、ライフスタイル提案型の店舗いわゆる「ライフスタイルショップ」が人気であることをご存じでしょうか?

ライフスタイルショップは、最近まちなかでよく見かけるようになりました。
ライフスタイルショップは、時流に合わせてできた新しい店舗形態だと言えます。
今まさに求められているのが、この“ライススタイルショップ”なのです!

今の時代、まちなかに店舗をつくるにはこのライフスタイルショップの考え方を無視するわけにはいきません。

この記事では、
ライフスタイルショップとは何なのか?
ライフスタイルショップをつくることでどのようなメリットがあるのか?
なぜまちを面白くすることができるのか?

などについて解説していきます!

この記事のおススメの方
  • 自分らしいショップを作りたい方
  • 店舗の売上が伸びず経営がうまくいっていない方
  • まちを面白くする方法を知りたい方
  • ライフスタイルショップについて詳しく知りたい方 など

ライフスタイルショップとは?

“ライフスタイルショップ”には明確な定義はありませんが、
コンセプトをもとに衣・食・住を横断して“暮らし”にまつわるあらゆる商品を取りそろえている「生活スタイル提案型」の店舗
と言えます。

セレクトショップと同じように考えられることもありますが、コンセプトによってより店舗の個性が出るのがライフスタイルショップの特徴です。

コンセプトは店舗ごとに様々ですが、なかでも、
「ロハス(LOHAS)」
「サスティナブル(sustainable)」
「エコロジー(ecology)」
「ナチュラル(natural)」
「スローライフ(slowlife)」
「エシカル(ethical)」

といった環境や健康に配慮したものが多いです。

たとえば、これまで衣服のみを扱っていたアパレルショップでも、近年ではインテリア雑貨や食品などの商品も取り扱っているところをよく目にするのではないでしょうか。

これは、ファッションもライフスタイルのひとつとして捉え、衣・食・住すべてをフラットに見比べて買い物するお客様が増えている背景もあり、今後ますますライフスタイルショップは増えていくと考えられます。

ライフスタイルショップの魅力

ここ数年でよく目にするようになった“ライフスタイルショップ”!
最近街中でその数を増やしています。

ではいったい、
ライフスタイルショップの魅力はどこにあるのでしょうか?

ライフスタイルショップは、1つのお店の中に、
服、雑貨、インテリア、食品、花、本…
と様々な商品が並べられていて、アイテムのバリエーションが実に多彩です。

なんと言っても「ここに来れば、自分の欲しいものが見つかる」というのが、ライフスタイルショップ最大の魅力でしょう!

また、ライフスタイルショップでは、意図せずとも知らないものに出会うことができます。それは“偶然の出会い”であり、また“運命的な出会い”ともなり得るのです。

その店舗が発信するコンセプトが、自分の理想とするライフスタイルと共鳴すれば、そこから趣味や興味が広がり、暮らしがより豊かになっていきます。

今は「価値観が多様化している時代」。
自分に合ったライフスタイルショップを見つけることが、日々の生活を彩り、人生を楽しむ手段のひとつになっています。

また、ライフスタイルショップは、商品にバラエティがあるだけでなく、店ごとにオリジナリティーがあり、買い物がとても楽しくなるのも特徴です。

さらに、ショップ側からしても、考え方に共感したお客がファン化することにより、より長期的な収益が見込めることになり、まさにwin-winの関係なのです!

これが今、まちなかでライフスタイルショップが増えている理由でしょう。

代表的なライフスタイルショップ

いまや有名なブランドにおいてもライフスタイルショップとして、店舗展開しているところが多数あります。
では、その一部を紹介しましょう!

①無印良品

無印良品ホームページより

最も有名なところでは「無印良品」ではないでしょうか?

1980年に日本で誕生した無印良品は現在、全世界で1,000以上の店舗があります。

無印良品とは「しるしのない良い品」という意味であり、生産プロセスを徹底して合理化させることで、シンプルな商品を生み出しています

それは当時、演出過剰気味だった一般的な商品とは対照的であり、日本のみならず世界にも衝撃を与え、大きな共感を生み出しました。

MUJI The Mall, Mid Valley Southkey(無印良品ホームページより)

いまや衣料品、生活雑貨、インテリア、食品、本、文具、家電、そしてなんと家まで、暮らしに関するありとあらゆるものを取り扱っており、商品の数は7,000アイテムを超えます。

店舗によってはカフェレストランであるCafé&Meal MUJIが併設されており、「素の食」の美味しさが味わえる、カラダにも地球にもやさしい料理が味わえます。

無印良品のコンセプトは、「これがいい」ではなく「これでいい」

人々の暮らしと地球環境の共存を常に考え続けており、生活の「基本」と「普遍」を探し続けています。

無印良品について | 株式会社良品計画 (ryohin-keikaku.jp)

無印良品ホームページより

②中川政七商店

中川政七商店ホームページより

創業は享保元年。なんと300年の歴史がある中川政七商店!

店舗には衣類、アクセサリー、かばん、生活雑貨、食品、インテリア、コスメ、文具、本、園芸用品などまさに衣食住にまつわるあらゆるものが集められています。

その中でも特に多く扱っているのが日本の工芸品。
しかし、日本の工芸は現在ピーク時の1/5まで減少し危機に瀕しています。

そこで中川政七商店は、2007年に「日本の工芸を元気にする!」というビジョンを掲げ、そのビジョンを達成するために数々の取組みを行っています。

中川政七商店ホームページより

「物が溢れる時代に何を選ぶか」
それはまさに個人の価値観が問われる時代です。

”質の高い日本の工芸を100年後も人々の暮らしと共にあるように”
それが中川政七商店の目指すところなのです。

さらに、工芸復活のためには「産地」に注力する必要があるとのことから、地域のまちづくりも積極的に行っています

また、奈良本店横にある喫茶「茶論」では、日本伝統の茶やお菓子が味わえ、茶道の体験ワークショップや実践稽古も実施されおり、日本の伝統を日々発信し続けています!

中川政七商店|日本の工芸を元気にする! (nakagawa-masashichi.jp)

茶論ホームページより

③「Ron Herman(ロンハーマン)」

ロンハーマンホームページより

ロンハーマンは1976年、ロサンゼルス ハリウッドのメルローズアベニューに誕生しました。

「Style of Life California」をファッションを通して提案しており、コンセプトは創業から一貫して「お客様の想像力をかき立てる心地よい刺激を与えたい」です。

ロンハーマンは“ファッションとは愛にあふれ、刺激的で楽しく、自由であるべきだ”という理念を掲げていますが、ファッションに留まらず生活雑貨やコスメ、ジュエリー、革製品などの小物まで、まさにライフスタイル全般に関わる商品を取り扱っています。

まさにロンハーマンは、常に半歩先のライフスタイルを提案し、新たな価値を創造しつづけているのです。

また店舗によってはカフェを併設させており、そこにはオーガニックやヴィーガンを意識したメニューが揃っています。

ロンハーマンホームページより

Philosophy|Ron Herman

ライフスタイルショップが人気なのは必然だった!

なぜ今、こんなにもライフスタイルショップが人気なのでしょうか?

その答えは、世の中の消費の変化を見るとわかります。

現在は「モノが溢れかえっている時代」。
その中で自分が本当に欲しいと思えるモノを見つけることは容易ではありません

そのため、「信頼できる人から、信頼できる商品を買いたい」という欲求が人々の中で高まってきました。
「自分と同じ価値観のあるショップで購入すれば間違いがない」、という消費者の心理がライフスタイルショップにマッチしていると言えるのです。

そして昨今、消費者の価値観や考え方は大きく変わりました。
高度経済成長期では生産性や合理性を重視した大量生産大量消費が当たり前の時代でしたが、現在は全く違います。

若者を中心に、「地球環境への配慮」が当たり前となりました。
それはまさにエコロジーサスティナブルという考え方です。

自分のことを優先させるのではなく、
周囲や未来に対して配慮した生き方が“クール”“かっこいい”と考えられるようになり、それはもはやファッションの一部となっています。

さらに、SNSが流行したことにより、そのような“かっこいい”ライフスタイルが共感を呼び、自分の価値観にあった店舗の商品を選ぶようになっていきました。

オーガニック食品、ロングライフデザインの雑貨、地元産材を使った家具、ライフスタイルに関する本・・・
ライフスタイルショップではこのような商品が並べられています。

さらに近年の消費に関する大きな変化として、インターネットの台頭が挙げられます。

いまやインターネットでありとあらゆるものを購入できるため、
リアルな場としての実店舗では、日用品を除くほとんど商品が売れなくなってしまいました
そのため、商店街や百貨店にある専門店は、次々と倒産・閉店していっています。

いまや単なるモノを売っていても、実店舗では商売ができません。
そこで必要になるのが、見込み客への「新しい価値観への提供」であり、「豊かなライフスタイルの提案」だったのです!

ライフスタイルショップをつくるメリット

人々の価値観が大きく変化したこの時代。
新たに店舗をつくるのであれば、ライフスタイルショップの考え方を取り入れて、店舗運営をすることが良いと考えられています。

ライフスタイルショップをつくるメリットは以下の6つです。

①自分の個性で勝負することができる

まずは、「自分の価値観」や「好きなもの」で勝負できることが最大のメリットです。

今までの小売業であれば、品揃え、店舗の規模、流通コストなど、資金力でほとんど勝負がついていました
それは競争が激しい地域ほど顕著です。

ところが今は全く違います!

今、商売をする上で最も重要なことは、「消費者の共感」を呼ぶことができるかどうかです。

オーナーの「価値観」や「考える生き方」「提案する生活スタイル」が、店のオリジナリティとなり、それにいかに共感してもらえるかが大切なのです。

たとえどんなに小さくてもどんなにへんぴな場所でも、お客を集めることができるのです

②店の固定ファンをつくりやすい

先述したとおり、ライフスタイルショップは個性を出しやすいため、固定ファンをつくりやすいです。

あなたが提案するライフスタイルを見込み客に共感してもらえれば、ファンになってもらえる可能性は非常に高いです。

また一度ファンになった顧客は、大きな路線変更をしない限りはなかなかあなたの元から離れることはないでしょう。

また、ライフスタイルショップなどでは、お客さんとコミュニケーションが取りやすいのが特徴です。
ワークショップや講座などを開催することによって、積極的にお客さんとコミュニケーションをとることで、あなたの考え方を具体的に伝えていき、より濃いファンになってもらうことができるのです。

③遠い場所からでも集客することができる

ファンになってもらえれば、たとえ遠い場所からであっても来てくれます。

それはその店でないと出会えない商品があり、なによりその店でないと出会えない人がいるからです。

そして、世の中は「モノ消費」から「コト消費」に変わりました。
それは、人は単にモノが欲しいわけではなく、「ワクワクする体験」を欲していることを意味しています。

モノはどこにいても手に入りますが、その場でしか体験できないコトがあれば、人はどんなに遠くてもやってきてくれるのです。

この場でしか味わえない店の雰囲気がある、宝探しをしたくなるような店舗空間、会えば安らげる店舗スタッフ、そこでしか味わえない料理、商品へのこだわりと愛の感じる紹介・・・
こういったものによって、お客さんはその店に惹きつけられるようになります。

④ブログやSNSで宣伝がしやすい

今の時代、ブログやSNSを駆使して店舗の宣伝をすることは必須です。
それは見込み客の共感を呼び、ファンになってもらう必要があるからです。

ライフスタイルショップは単にモノを売っているのではなく、「暮らし方」を提案しています。

そのため、ブログやSNSなどを通して共感を起こしやすいのが特徴です。
Twitter、Facebook、Instagramなどを通して、直接、そして手軽にファンとコミュニケーションをとることが可能です。

日々の考え方や商品に対する想い、
新しく入ってきた商品の説明、
使用している素材へのこだわり、など
これらを日々発信することで、常にファンと繋がっていられます。

⑤インターネットで商品を販売ができる

現在はほとんどの商品をインターネットを通じて販売することができます。

そのため、お客さんが遠くに住んでいても、それがたとえ海外だとしても販売することは容易です。

また、インターネットで販売できれば、店の中でたくさんの商品を並べたり、在庫をたくさん抱えたりする必要もなくなります

最小限の商品だけでも店舗経営が可能となり、店舗空間自体は、「あなたの提案するライフスタイルを表現の場」となります。

⑥とにかく楽しい

ライフスタイルショップは、ファンとの交流や共感によって成り立つものです。

それは店側にとってもお客さん側にとっても、今までにない出会いとなり、双方にとってとても楽しい体験になります。

あなたは自分の理想とするお店をつくり、それを「好き」と言ってくれる相手に商売をすることができるのです。

ライフスタイルショップがまちを面白くする

地方のまちでは人口減少などによってどんどんと活気が失われています。

今、そのようなまちを活性化させるために注目されているのが、何を隠そうこの「ライフスタイルショップ」なのです。

個性的で面白い「ライフスタイルショップ」がまちにたくさん集まってくると、そこは『ワクワクする空間』として生まれ変わります

①サードプレイスになる

「サードプレイス」とは、自宅や職場とは違った“第三の居場所”と言われるものです。このサードプレイスがまちなかにたくさんあるかどうかで、地域の人々の「暮らしの質」が変わると言われています。

ライフスタイルショップは、店とお客のコミュニケーションの場であり、サードプレイスとしての機能が期待されています

ひとつひとつのお店の存在が、そのまちに良い影響を与えていくのです。

そして、まちなかにサードプレイスがたくさんできることで、「暮らしていて楽しいまち」が出来上がっていくのです。

②まちの個性になる

個性的で面白いショップが集まれば、そのまちは個性的になっていきます。

ライフスタイルショップは店それぞれで独自のコンセプトを持っており、独特の空間やこだわり抜かれた商品、その地域の特産をつかった食品や料理によって、まちが彩られていきます。

③歩いて楽しいまちになる

個性的で楽しいショップが集まれば、そこは歩いて楽しい空間になります。

オーガニックの食にこだわった店、
地元産材を使った家具が有名な店、
ビンテージの貴重な古着が置いてある店、
アンティークの商品をたくさん取り扱っている店、
ワークショップが楽しめるクラフトの店・・・など

いろんな店が集まることで、楽しいまちが出来上がります。

ライフスタイルショップをつくろう!!

ライフスタイルショップは今人気の店舗形態であり、今後もその重要性は変わりません。

またライフスタイルショップができることで、そのまちは面白くて楽しいまちになっていきます。

あなただけのライフスタイルショップを作ってみましょう!

あなたは、自分が住んでいるまちで本当に「やりたいこと」をできていますか?

↓↓↓やりたいことを実現させる具体的な方法は以下↓↓↓

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