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「まちづくり」の成功とは?地域活性化で目指すべき4つのゴール!

ちゃぼけん

あなたは、何のために‟まちづくり”を行っていますか?

‟まちづくり活動”や‟地域活性化事業”を行っていると、
「いったい自分たちが何のために頑張っているのか?」と、
『本来の目的』が途中でわからなくなってしまうことがよくあります。

また地域で行われている‟まちづくり事業”を見て、
「これは本当に地域のためになっているの?」
という疑問を持ったことがある方もたくさんいると思います。

まちづくりや地域活性化は、
目に見える成果が表れるまでにとても時間が要してしまうため、
その間に、問題が発生して継続することが困難になったり、
モチベーションが続かなくなってしまい、
『本来の目的』を見失ってしまうことがよくあります。

でも今回の記事で紹介することを意識するだけで、
『本来の目的』を見失わず、
まちづくりを一気通貫で成し遂げることができるようになり、
さらには、地域のまちづくりが
「本当に地域のためになっているのか」どうかを
簡単に評価できるようになります。

実際、
まちづくり活動が迷走していた地域の人たちに、
これらのアドバイスをしたところ、
見違えるような成果を上げた地域がたくさん出てきました。

この記事を読み終える頃には、
失いかけていたまちづくりへのモチベーションを取り戻し、
迷うことなく活動を続けていくことができるようになりますよ!

これだけは外せない!目指すべき4つのゴールとは?

まちづくりには‟目指すべきゴール”があります。

それは「何のためにまちづくりをするのか?」という
“まちづくりの目的”とイコールだと言うことができます。

これを見失ってしまうと、
自分たちが何のために頑張っているのか、
わからなくなってしまうので要注意です!

まちづくりを行う理由は、
その地域や団体によってそれぞれだとは思いますが、
今回はこれだけは外せないというものを4つ紹介します。

その中でも特に優先順位が高いものから紹介していきますね!

  1. 住んでる人が幸せに暮らせる
  2. 地域資源を大切にする
  3. たくさんの人が集まる
  4. 地域経済がうまく循環する

以下より、詳しく見ていきましょう!

①住んでいる人が幸せに暮らせる

まちづくりを行ううえで、
最も大切なことは「地域に暮らしている人の幸せ」です。

まちづくりは往々にして
「地域の問題解決」のために行われるものです。

地域によって解決すべき問題は様々だと思いますが、
様々な地域の問題を解決することで、
より暮らしやすい社会を実現させることができます。

しかし、
地域で「幸せに暮らしていく」ためには、
住んでいる地域がただ「便利」「快適」であるだけではいけません。

便利さや快適さ以上に、
地域が「安全で安心できる場所」であることが求められます。

“心理的安全性”という言葉はご存じでしょうか?

人は安心感を得られる場所でしか
「楽しい」とか「うれしい」といった感情を抱くことはありません。

すなわち恐怖を感じている状況で、
自然体でいたり、穏やかな気持ちで暮らしていくことはできないのです。

だからこそ、
地域での「防犯」や「防災」であったり、
孤独感を抱かないような「人との緩やかなつながり」が
大切になってきます。

そして何より、
幸せに暮らしていくためには、
住民の方たちがその地域で暮らしていることに誇りを持っていなければいけません

この「地域への誇りや愛着」のことを“シビックプライド”と言います。

このシビックプライドは「郷土愛」に似ていますが、少しニュアンスが違います。

シビックプライドがあることによって、
地域住民は自分自身が地域の構成員であることを自覚し、
さらにまちを良い場所にしていこうとする「意思」が生まれるようになります。

②地域資源を大切にしている

「地域資源を大切にできているかどうか」も、
まちづくりを行ううえではとても重要です。

我が国では、未だに全国各地で、
地域資源や環境を無視した、非常に残念な開発行為や大規模な工事
をよく目にすることがあります。

一見、こうした行為で地域をよくなると思われがちですが、
地域の個性を消失させるこのような行為は、
決してよいまちづくりとは言えません!

地域資源は、地域によって様々です。

自然が豊かな地域、
水が綺麗な地域、
美味しい農水産物が採れる地域もあれば、
古くからの歴史がある地域や
「人が優しい」や「人の繋がりがある」という人的リソースが
地域資源の場合もあるでしょう。

すでにその地域にあるものをないがしろにし、
新しい物をどんどんと地域に取り入れてくだけでは、
どこにでもあるようなつまらないまちになってしまいます。

そうなれば、
地域の暮らす人たちの「誇りや愛着」
すなわちシビックプライドは失われていきます!

そうならないためにも、
その地域固有のものを守り活かしながら
まちづくりを行っていく必要があるのです。

③たくさんの人が集まる

まちづくりを行う目的として
「人を集める」こともどうかも重要なことです。

「人が集まる」とは、
地域の人が訪れる、観光客がやってくる、移住者が増える、
などのことです。

もちろんすべてのまちづくりの行為が
「人を集める」ことを目的としているわけではありませんが、
こと‟地域活性化”においては、
この「人が集まるかどうか」非常に重要なことです。

例えば、
地域活性化を目指して、
自治体が巨額の税金を投入して公共施設をつくったのにもかかわらず、
いざ開館してみると利用する人がほとんどいなかった、
なんてことが今でもよく起こってしまいます。

このように何か新しいものをつくったり、
綺麗にするだけでは、
それを「まちづくり」と呼ぶことは到底できません。

反対に人を集めることができれば、
そこからいろんな婚循環を生むことができるようになります。

  • 人が集めれば、地域にお金が落ちるようになります。
  • 人が集まれば、地域にお店ができるようになります。
  • 人が集まれば、地域のことをアピールできるようになります。
  • 人が集まれば、地域にモノや情報が集まってきます。
  • 人が集まれば、地域がどんどん魅力的になってきます。
  • そして、さらに人が集まるようになります。

特に人口減少や人口流出に悩んでいる地域では、
とても重要なことであるのは理解していただけると思います。

もちろん、ただ人が集めればいいかといえばそうではありません。

例えば、イベントを何回か続けていると、
運営側がただただ疲弊していき、
イベントが継続することが困難になることがよく見られます。

これはイベントをして人を集めた、
その次に「何を仕掛けていくのか」という戦略が不足していることがよくあります。

地域活性化のためには、
「どうやったら人が集まるのか?」
「人を集めた後どうするのか?」

を考えることがとても重要なのです!

④地域経済がうまく循環している

最後に‟まちづくり”において見逃しはならないのが、
「お金が地域の中でうまく循環しているかどうか」です。

‟まちづくり”や‟地域活性化”を行っているからといって、
お金がどんどんと地域外に流れ出ていっているような状況ではダメです!

特に東京に本社があるような大手企業がその地域に進出することで、
お金が大都市に吸い取られるような仕組みを作ってしまうと、
地域にとってはむしろマイナスになってしまいます。

下手をすると地域が活性化するどころか、
衰退がより加速する事態となりかねません!

だからこそ、
その地域の‟まちづくり”にはできるだけ地域の人が関わる必要がありますし、
できるだけ地域の資源を活用していく必要があるのです。

自分たちの地域のまちづくりや活性化を他人任せにしてしまっていると、
恐ろしい未来が待っているかもしれません・・・

「便利になる」という理由だけで‟まちづくり”を進めてしまうと、
いずれ取り返しのつかないことになる場合がある、
ということを肝に銘じなければいけません。

まちづくりの‟本来の目的”を忘れないためにする3つのコツ

それでは、
まちづくりの“本来の目的”を忘れないようにするためには
どうしたらいいのでしょうか?

地域で行われているまちづくりを適切に評価するためには、
どのようなことに着目すべきなのでしょうか?

ここではまちづくりの“本来の目的”を忘れないようにするためのコツを
3つ紹介します。

1.わかりやすい目標設定

1つ目は、わかりやすい目標設定があるかどうか、です。

これには「SMARTの原則」という優れた指標があります。

SMARTの原則
  1. 具体的である(Spcific)
  2. 計測ができる(Measurable)
  3. 皆が同意している(Agreed upon)
  4. 現実的である(Realistic)
  5. 期日が明確(Timely)

この原則を踏まえていない目標は、
途中で挫折したり、迷走したりしやすいと言われています。

なぜなら、
非現実な目標や抽象的であいまいな目標設定は、
いつまでたっても達成できないから、
目標に向かって進むこと自体に面白みや楽しさを感じなくなってしまうからです。

また、
今行っていることが良いことなのか、
順調に進んでいるのか、

誰も評価することができなくなってしまいます。

だからこそわかりやすい目標設定が必要になります。

2.誰のために行っているのかを常に考える

先ほど「まちづくりは地域の問題解決である」と言いましたが、
その問題が解決されることが
いったい誰のメリットに繋がるのかを明確にしておく必要があります。

地域のために行っていたまちづくりですが、
気がつくと誰のためにもなっていなかった
なんてこともあります。

だからこそ
「地域のために」と曖昧なことを目的とするのではなくて、
地域の高齢者のため、
子どもたちのため、
商店街のため、
店舗経営者のため、
ビジネスマンのため、

などの対象者を明確にしておくことで、
目的を見失わないようにできます。

時にはその対象となる人たちに
アンケートやヒアリングをしてみるとよいかもしれません。

まちづくりは
多くの人やステークスホルダーが関わっていることが多いため、
時には自分の利益の為だけにまちづくりに参画する人もいます。

そうなれば、その活動や事業は、
途中であらぬ方向に進んでいってしまうこともあります。

そんな場合は
「今行っていることは、誰のためになっているのか?」
と問いかけてみてください。

そしてその答えが当初考えていたものと違った場合は、
活動や事業を修正をしたり中止にしたりすることも検討しなければなりません。

3.自分たちが楽しむことを忘れない

まちづくりは時間がかかるものです。

時には大変なことも出てくるでしょう。
「何でこんなことをやっているのか」と疑問に思うことも出てきます。

だからこそ、
まちづくりに関わっている人たちが楽しむことができているかどうか
は活動や事業を継続していくうえで、とても重要です。

まちづくりは地域をよりよくするために行うものです。
素敵になった地域をイメージしながら活動することはとてもワクワクすることですし、
共感し合える仲間と一緒に活動を行うことは、とても楽しいことです。

楽しむことができていないのであれば、
思い切って辞めることも考えてもよいかもしれません。

おわりに・・・

‟まちづくり”や‟地域活性化”という言葉は、
一見何か地域にとっていいことをしているような気がしてしまいます。

しかし、活動や事業を進めている間に、
‟本来の目的”を見失ってしまったり、
何のために頑張っているのかわからなくなってしまうことがあります。

  • 暮らしている人の幸せにつながっているか
  • 地域の資源をうまく活用できているか
  • 人がたくさん集まっているか
  • 地域のうまく経済が循環しているか

こういったことを意識しながら、
まちづくりや地域活性化をを行っていると、
成功しやすくなるのです。

反対に「うまくいっていないな」と感じるときは、
このようなことを考えてみてくださいね。

そうすれば、解決策が見つかると思います!

それでは、皆さんの‟まちづくり”を応援しています!

また、何か困ったことがあれば、質問欄からご質問くださいね!

あなたは、自分が住んでいるまちで本当に「やりたいこと」をできていますか?

↓↓↓やりたいことを実現させる具体的な方法は以下↓↓↓

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