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これで挫折“ゼロ”!持続可能なまちづくりの方法とは?

地域でまちづくり活動を実施するとき、
よく相談される“困りごと”は、「活動が長続きしない」ということです。

最初は「地域のために頑張ろう!」と思って始めてみますが、
続けているうちに
「いったい誰のためにやっているのだろう?」
「いつまでこんなことを続ければいいのか?」
「他の仕事が忙しいからもう辞めたい」
と考えるようになり、
活動があまり長続きしない、なんてことはよくあります。

ちゃぼけん

これは本当にもったいない・・・

ではいったい、
継続的にまちづくり活動を行えるためには、
どんなことに気を付けるべきなのでしょうか?

今回はそのようなことを解説してきます!

こんな方におススメ!
  • まちづくり活動を始めてみたいけど、何をしたらいいかわからない方
  • まちづくり活動を始めてみたけれど、挫折しそうな方
  • まちづくり活動を続けていけるか心配な方
  • なかなか周りの人が協力的になってくれなくて困っている方 など

まちづくり活動は、なぜ挫折しやすいのか?

ところで・・・
そもそもなぜ、
地域のまちづくり活動は、こんなにも挫折しやすいのでしょうか?

主な理由は以下の3つあると考えられます。

  1. わかりやすい成果がない
  2. そもそも時間がかかる
  3. 協力者が集まらない
  4. 何をしたらいいいのか、わからない

それでは詳しく見ていきましょう!

① わかりやすい成果がない

まちづくり活動を行っていても、
目に見える”わかりやすい成果”が出るわけではありません!

“まちづくり”と言っても、実際に何かモノをつくるわけではありません。
モノをつくるのであれば、完成した時に達成感を味わえます。
しかし、まちづくり活動とはそう単純なものではありません!

イベントを行えば、イベントが終わったときには一定の達成感は得られますが、
まちづくり活動はイベントを一回やって終わりというわけにもいきません。

そもそも「地域活性化」と言っても、
何をもって活性化しているのか、判断するのはとても難しいことです。

地域が活性化した指標として
「交通量が増えた」
「人口が増えた」
「市民の満足度が上がった」
「周辺の店の売上が上がった」

などで判断する考え方もありますが、
それが本当にそのまちづくり活動による成果なのかどうかは
結局のところ、誰にもわかりません・・・

ましてやその数値を計測すること自体、容易なことではありません。

ダイエットをしてて体重が少しずつ下がっている、というような目に言えるわかりやすい経過があれば、モチベーションは続きやすいですが、そうもいきません!

”目に見えるわかりやすい成果がない”というのは、
まるで迷路に迷い込んだような感覚となり、
さらには方向感覚を失い、
「自分はいったいどこへ向かっていたのか」わからなくなってしまいます。

まちづくり活動において、わかりやすい成果というものはあまりありません。
それが活動を継続を困難にさせる主な原因となっていまるのです。

② そもそも時間がかかる

さらに、まちづくり活動は時間がかかります

まちづくりは先ほども述べた通り、モノをつくったり、イベントをやったりすれば終わりというわけではありません。

様々なまちづくり活動は、そこに暮らしている人がいる限り、半永久的に必要とされます。
それはまるでゴールのないマラソンを走っているようなものです!

ちゃぼけん

想像するだけでも苦しい・・・

しかし、地域に関わる人各々がが少しずつ小さなまちづくり活動を行っていくことで、「暮らしやすいまち」は確実につくられていきます

それはまるで“まちを育てる”という感覚に近い!

だからこそ、長く続けられる工夫が必要なのです!

③ 協力者がなかなか集まらない

まちづくり活動を実施するときに、協力者が集まらずに困っている方も多いと思います。

一般的に“まちづくり活動”というと、「ボランティアで地域のために活動をする」というイメージがあります。

地味で目立たず、一生懸命やってもお金なんてもらえない・・・
義務感によってイヤイヤするもの・・・

そんな風に考えている人は多いでしょう!

実際まちづくりを行っていると、それが勘違いであることが分かります

私もそのような勘違いを払拭するために、情報発信や各地のまちづくり活動の支援を行っています。

しかし・・・
「楽しくないし、儲からない」
「そんなことする暇があったら、仕事をしているほうがマシ」
「めんどくさそう」

まちづくり活動には、そんなイメージがあるため、
協力者を集めるだけでも一苦労するのが現状でしょう。

④ 何をしたらいいいのか、わからない

「地域のために何かしたいけど、何をしたらいいのかがわからない」
と悩んでいる人も大勢います。

特に真面目な方ほど、
「何がいったい地域のためになるのか?」
「誰かの迷惑にならないだろうか?」
「みんなにバカにされたらどうしよう?」

なんてことを考えてしまい、具体的な行動できずに終わってしまいます。

“まちづくり活動”と一言で言っても、いろんな方法があります。
その中で「何がこの地域に合っているのか」
を見つけることは容易なことではありません。

そのため、
地域に対する想いがあっても、
結局は行動を起こせずにいる人がたくさんいるのです!

まちづくり活動の挫折を無くす方法とは?

ではいったい、
”まちづくり活動”において、挫折せずに継続して実施するためには、
どのような方法があるのでしょうか?

気を付けるべきことは以下の3つです。

  1. “自分が楽しい”と思えることをやる
  2. 自然に集まってくる仲間と続ける
  3. 『お金を稼ぐ』意識を持つ

順番に見ていきましょう!

① “自分が楽しい”と思えることをやる

自分が住んでいる地域の「まちづくり活動」を行おうと思ったとき、
よくある失敗は「地域が必要としていること」「皆が困っている」ことを
イヤイヤながらやろうとすることです。

たとえば、
地域のゴミ拾いをする、
自転車の撤去をする、
地域の見回りをする、

などは
よっほどの時間や体力に余裕のある方でないと、
続けて実施していくことは難しいのではないでしょうか?

また
本人はヤル気があっても、なかなか他の人は協力してくれない、
なんてこともよくあります。

仕事や家事、育児など毎日忙しい日々を送っている中、
このようなことをボランティアでやるとしたら、相当大変です!

まちづくり活動はまず何より続けることが一番大切です!

そのため、
「まちづくり活動をやりたいけど何をすればいいのか・・・」と悩んでいる人は、
「地域が困っていることをやる」という考え方は一回捨てて、
「自分がやりたいことをやってみる」という発想で行っていくことをおススメします。

「月に1回地域の人と楽しくワイワイおしゃべりがしたい」
「子育て中のママさん同士が情報交換ができる場をつくりたい」
「子どもたちと一緒に遊びたい」
「自分の趣味を一緒にできる友達を見つけたい」
「近所に信頼できる友人がほしい」
「週末に自分の特技を使って副業をしてみたい」

そういった考えで何かを始めてみるのはどうでしょうか?

そういう風に考えることで、
あなたのやるべきことを見えてくるようになります。

あなたのやってみたいことで、助かる人や一緒にやりたいという人は必ずいます!

まずはあなたのやりたいと思えることを考えてみましょう!

② 自然に集まってくる仲間と続ける

地域でのまちづくり活動を行うことを考えると、
自治会などの地縁的な組織の中で活動するイメージがあるかもしれません。

地縁的な組織でまちづくり活動を行うこと自体は問題ではありませんが、
既存の組織の場合、
なかなか足並みが揃わず、活動がうまく継続してできない、
ということがよくあります。

おススメするのは、
あなたがやりたいことをやって、
自然と集まってきた仲間と実施していくことです。
それは地域の人であっても、地域外の人であっても構いません!

志を同じくした、気の合う仲間と活動を行う方が楽しく、活動が長続きします。
何事も楽しくなければ長くは続かないのです。

③ 『お金を稼ぐ』意識を持つ

何をするにしても、お金がないと長く続けることはできません

「まちづくり活動はボランティアでするもの」という考えがあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

そして、まちづくり活動は、人の善意だけで長く活動を続けられるほど、甘いものではありません。

あなたが苦労した分は”しっかりとお金をもらう”という意識を持ちましょう!

お金があることで、活動が長く続けることができますし、仲間を集めることも簡単にできるようになります。

たとえば、イベントを開催する時、
参加者には参加料を、出店者には出店料をもらうようにしましょう。
イベント開催にあたって利益が出るようになれば、
スタッフを雇ったり、備品を購入したりすることができ、
継続して開催できるだけでなく、
回を追うごとにバージョンアップさせていくことができます。

イベント開始当初の参加者や出店者が少ない時点で、お金を取る必要は必ずしもありませんが、イベントがある程度人気が出てきて参加人数が増えてきたときは、”お金を取る”ことを考えてみましょう!

地域の中に困っている人がいれば、それはビジネスチャンスになります。
「お金を出してでも、その問題を解決して欲しい」
と思う人はたくさんいるからです。

「地域の人からお金をもらうなんてとんでもない」
と考える人もおられるかもしれませんが、そんなことはありません!

あなたが人のためになることをしようとしているのであれば、
長く続ければ続けるほど多くの人が助かるのです!

まちづくり活動は続けることが最も大切なのです!

まちづくり活動をするために“ビジネス”を学ぼう!

ところで、
私たちは相手からお金をいただくことにどうして躊躇してしまうのでしょう?

実はこれ、日本人に共通していることなんです!

日本人には「相手からお金をいただく」ことは、
「はしたない」とか、「嫌らしい」と考えられています。

しかし、海外ではそうではありません。
お金を稼ぐことはカッコイイことであり、尊敬に値することなのです。

なぜなら、「お金を稼ぐ=人の役に立っている」と考えるからです。

どうして海外と日本では「お金を稼ぐ」ことに対して、
こんなにも違いがあるのでしょうか?

それは、日本ではビジネスについて学ぶ機会がないからです!

「ビジネスの知識」は、人が生きていくうえでとても重要なものです。

でも日本ではこのようなことを学ぶ機会がありません。

ビジネスは「働いてお金を稼ぐ」ことに他なりませんが、
日本人はビジネスの知識が乏しいため、
この「お金を稼ぐ」ということに抵抗感があるのです。

そして、まちづくりにおいても「お金を稼ぐ」という考え方はとても重要です。

日本でのまちづくりがうまくいっていない背景には、
この「ビジネス知識の欠如」がとても大きく影響しています。

人のためになることを継続的に続けていくためには、
ビジネスの知識が必要不可欠
なのです。

皆がまちづくりを楽しめる工夫を!

活動を挫折することなく長く続けていくためには、お金が必要であることと同様に、活動する人たちが楽しめるかどうかが重要になってきます。

最後に、まちづくり活動において、”楽しむ工夫”を行っている事例を紹介したいと思います。

一見面白みのないことでも工夫次第で、誰もが楽しめるものと変えることができるんです!

ゴミ拾いを皆が楽しめるイベントに!

“ゴミ拾い”という「地味」「汚い」「大変」「つまらない」といったイメージのものを、皆が楽しめるイベントにしてしまう活動が全国各地で行われています。

清掃中-ゲーム感覚ゴミ拾いイベントー公式ホームページ

「清掃中」は民間の会社が運営している、ゴミ拾いイベントです。
各自治体などと協力しながら、全国でイベントを行っており、大勢の参加者が毎回賑わっています。

その他、海外においてもゴミ拾いをイベントにしている活動は多く存在しています。
参考にしてみてください。

町内会「ごみゼロの日」イベントを楽しく盛り上げる方法

防災を楽しく学ぶイベントに!

次に紹介するのは、防災を皆が楽しめるイベントにした例です。

防災活動ってとても大切なんですが、地味で面倒と思っている方も多いと思います。
地域で防災活動をするときも、「参加率が低くて悩んでいる」という話を聞くことはよくあります。

今回紹介する「イザ!カエルキャラバン!」は、そんな取っ付きにくい防災について、子どもや家族で楽しみながら、防災の知識を学べる活動を行っています。

イザ!カエルキャラバン!-公式ホームページー

開催を希望される方は、ホームページから応募ができますので、ご興味のある方は一度ご覧になってむださいね!

どうしたら楽しく続けられるのか、が一番大事!

まちづくり活動において、一番大切なことは「まず自分が楽しむ」ことです。

そのうえで、その楽しさを周りの皆と共有できれば、
その喜びは何倍にも大きなものになっていきます。

その時、
「地域をおもしろくする”まちづくり活動”ほど、楽しいものはない」と気づくことができるでしょう!

ただし、
まちづくり活動を楽しく、面白く継続させていくためには、
お金も大切だということも忘れないでくださいね!

あなたは、自分が住んでいるまちで本当に「やりたいこと」をできていますか?

↓↓↓やりたいことを実現させる具体的な方法は以下↓↓↓

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