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コミュニティ問題を解決!マンションに“無料図書館”をつくろう!

Aさん

「同じマンションにどんな人が住んでいるのかわからなくて不安」

Bさん

「住民同士の関係が希薄で寂しい」

Cさん

「隣近所とどうコミュニケーションをとったらいいかわからない」

いまやマンションに住んでいるほとんどの人が、このような悩みを抱えています。

「煩わしい人間関係は嫌だけど、近所の人とちょっとしたつながりは持っていたい。」
もしかしたら、あなたもそのように考えているのではないでしょうか?

実は、住民同士が使わなくなった本を持ち寄り、
マンション内に小さな図書館をつくることで、
驚くほど人間関係が良くなります

それは、時間もお金も苦労もほとんどかからず、誰でも簡単にできます。

ちゃぼけん

自分たちだけの図書館をつくって、楽しいマンションライフを過ごしましょう!

コミュニティの希薄化で生じる様々な問題

近年、マンション内での住民同士のコミュニティが希薄化しており、様々な問題を引き起こしています。

特に問題視されているのは、以下の4つです。

  1. 災害時に孤立してしまう
  2. 孤独で寂しい暮らしになる
  3. 防犯が脆弱化する
  4. ひきこもりがちになる

①災害時に孤立してしまう

一番の問題は「災害」です。

特に巨大地震などの大災害が起きた時は、そのマンションだけでなく、あたり一面で大きな被害が出ています。
そのため、外から助けに来てくれる人が誰もおらず、ご近所同士で助け合うことが必須となります。

日頃からコミュニケーションがなかったり、お互いのことを知らない状態であれば、協力し合うことが大変困難になります。

②孤独で寂しい暮らしになる

最近はひとりでマンションに住んでいる人も多くなっています。

特に高齢者の一人住まいの方も多く、普段から近隣とつながりがないと、急な病気やケガのときに生活が困難になってしまいます。

また、亡くなってから数日間誰からも気づかれない「孤独死」の数も増えており、社会問題となっています。

③防犯が脆弱化する

マンション内のコミュニティが弱いところは空き巣などの犯罪にも遭いやすいことがわかっています。お互いに協力し合うことで、犯罪を未然に防ぐことができます。

④ひきこもりがちになる

人と会う機会が減っていくと、家に引きこもりがちになります。

特に学校や会社に通っていない、高齢者や主婦の方などはそれが顕著となり、心身の健康に影響が出ることもあります。

小さな図書館をつくるメリット

密接な人間関係をつくらずとも、程よい距離感で住民同士がコミュニケーションをとることで、これらの問題は簡単に解決することができます。

その中で手っ取り早く特に効果のあるものが、マンション内に「小さな図書館をつくる」こと!

「小さな図書館をつくる」ことにより、以下のようなメリットがあります。

  1. どんな人が住んでいるのかがわかる
  2. 同じ悩みを共有できる
  3. 趣味、興味、知識が広がる
  4. コミュニケーションのきっかけになる
  5. 部屋の中が片付く
  6. 子どもたちも簡単に参加できる

①どんな人が住んでいるのかがわかる

本を見ることで、どこの人がどんな本を読んでいたのかがわかります。

その人が読んでいた本を見ることで、
「どんなことに興味があるのか」「何をすることが好きなのか」など、
その人の人柄を知ることができます。

『本は人を映す鏡』です。

相手の人と直接会って会話をしなくても、相手がどんな人なのか、本を見ることで想像することができます。
そうすることで、相手に自然と親近感を覚えるようになります。

②同じ悩みを共有できる

人は常に何かしらの悩みを抱えています。

そして、本を読む目的のひとつに、
「悩みの解決方法を知る」ということが挙げられます。

あなたの悩みを解決してくれような本が図書館にあるということは、同じマンション内にあなたと同じ悩みを持っていた人がいるということです。

近くに同じ悩みを持っている人がいる、
以前自分と同じことで悩んでいた人がいる、

ということを知れるだけでも人は安心することができたりします。

たとえば、子育ての本が置かれていたら、子育てに悩んでいたのでしょう。
近くに悩みの先輩がいると知っているだけでも、人は心強く感じます。

その他にも
料理の作り方、
植物の育て方、
パソコンの使い方、
部屋の片づけ方、
ペットの飼育方法などなど

本を見ることで、あなたにはいろんな心強い先輩がいることに気づくでしょう。

③趣味、興味、知識が広がる

本は趣味を楽しんだり、勉強のために読むことも多いです。

他の人が読んだ本の中には、自分が今まで読まなかったジャンルの本に出合うことができます。
そこから新たな趣味が見つかることもあるでしょう!

たとえば
旅行、
キャンプ、
ゴルフ、
料理、
筋トレ、
占い、
ビジネス、
哲学、
歴史小説・・・

本をシェアすることによって、あらゆる本を無料で読むことができます。

④コミュニケーションのきっかけになる

本を見ることで、あなたが気付かなかった、近所の方の知られざる一面を知ることができるかもしれません。

料理が得意な人、
元数学教師の人、
スイーツ好きの人、
実は同じスポーツチームのファンだった、
テニスを長年している、

保育士の資格を持っている、
弁護士をしている、
大学教授である、
天体好き・・・

自分が好きなことや得意なことを自慢げに話しする人が少ないです。
ましてや、友人でもない近隣の人に話をすることは滅多にありません。

自分と同じ共通点や意外な一面を知ることで、コミュニケーションのきっかけとなります。

⑤部屋の中が片付く

処分するほどではないけれど、実は長年全然読み返していない本って意外と多くないですか?
そんな本は迷わず図書館に持っていきましょう!

あなたの置いた本で、悩みが解決する人が近くにいるかもしれません。
新たな趣味が見つけるかもしれません。
本をきっかけに仲良くなれるかもしれません。

そんな本をずっと家の奥に眠らしておくのは、もったいなくないですか?

この際、本をどんどんシェアして有効活用していきましょう!

そのほうが、自分の部屋も広くなって、使いやすくなるはずです。

⑥子どもたちも簡単に参加できる

やるべきことは、読み終わった本を図書館に置き、興味がある本を借りるだけです。
もちろん、自分の本を置かずに借りるだけでもオッケー!

だから、子どもでも参加できます。

子どもが興味を持つ本は年代で次々に変わっていきます。
特に幼児~小学生の間は顕著であり、今まで大好きでずっと読んでいた本を、ある日突然読まなくなってしまいます。

そして、次々に新しい本を買ってくると、家中にどんどん本が溜まっていきます。

もし、マンション内に年下の子どもがいる場合、今まで読んできた本は「おさがり」として、今度はその子たちに読んでもらいましょう!

そして、本がたくさん置いてある家ほど、子どもの学力が向上するという研究結果があります。
マンションに無料図書館を設置することで、マンション内の子どもたちの学力が、一気にアップするかもしれませんよ!

【レシピ】小さな図書館のつくり方

では、ここで「小さな図書館」の【レシピ】を紹介します。

主に必要なことは以下の6つです。

  1. ロビーまたは集会室に本棚を設置
  2. 住民それぞれが好きな本を持ち寄る
  3. 誰の本かわかるようにしておく
  4. 本にメッセージを書いておく
  5. 読みたい本を借りる
  6. 読んだ感想を送る

①ロビーまたは集会室に本棚を設置

本棚を設置する場所は、たくさんのひとの目に触れる場所がよいため、マンションの1階ロビーがベスト
ロビーが狭い場合は、小さなカラーボックスをいくつか並べるだけでもオッケーです。

住戸数の多いマンションの場合は、ロビーが広いことが多いため、大きめの本棚を設置しても問題ないでしょう。

どうしてもロビーに本棚が設置できない場合は、集会室などいろんな人が利用しやすい場所に設置しましょう。

本棚は既製品を買ってもよいですが、お金をかけないためには誰かが使用していたものを再利用したり、ホームセンターで材料を買ってきて、住民同士で一緒に作ってみても楽しいですよ。

②住民それぞれが好きな本を持ち寄る

本棚が設置できたら、それぞれが本を持ち寄って本棚に置いていきます。

本の並べ方はジャンルごとでも良いですが、本棚のスペースに余裕がある場合は、マンションの住戸ごとに分けてみるのもよいかもしれませんね!

本屋さんのようにおススメの本に「手書きのPOP」を設置してみると、楽しいですよ。

③誰の本かわかるようにしておく

誰が置いた本なのかわかるように、本に「住居番号」や「名前」を書いておきましょう。

本に直接書くことに抵抗がある場合には、シールを使うとよいでしょう。

④本にメッセージを書いておく

できるだけ本には「メッセージ」を書いておきましょう。

本を購入した理由、
本を読んだ感想、
本との思い出、
特に注目して読んでほしいところなど
本を借りる人へのメッセージを書いておくことで、住民同士で本を通じてコミュニケーションをとることができます。

⑤読みたい本を借りる

読みたい本を借りて自由に読みましょう!

⑥読んだ感想を送る

できる限り、読んだ感想などを、貸主に手紙などで送るようにしましょう。

事前に考えておくべきこと

図書館の管理のためやトラブル防止のために、事前に決めておくべきことを紹介しておきます。

  1. 貸出のルールについて
  2. 本が多くなった場合
  3. 本の種類について

①貸出のルールについて

たとえば
本を借りられる期間はどれくらいにするのか
気に入った場合は手元に置いておいてもよいのか
貸し出す前は名簿にサインする必要があるか
一度に借りられる数に上限はあるかなど、
事前にルールを決めておきましょう。

②本が多くなった場合

本が多くなった場合は、どの本をどのように扱うのかを決めておきましょう。

古い本から処分するするのか、人気のない本から処分するのか。

それとも、
フリーマーケットに出す、
欲しい人にあげる、
寄付をするなど

事前に決めておくと、トラブルもなく、スムーズに管理することができます。

③本の種類について

たとえば、
マンガや雑誌、
週刊誌、
辞書、
専門書など

どの種類の本までをオッケーにするのかどうかも、事前に考えておく方がよいでしょう。

心地よい人間関係を築こう!

近所づきあいだと時には煩わしく感じてしまうこともあります。
だったら人付き合いなんてしないでおこう、と思うのが今のご時世です。

しかし、ご近所さん同士でもSNSぐらいの緩い関係を築くことは可能です。

コミュニティは希薄化していますが、SNSなどは今でも人気です。
それは、人は本質的に「人と繋がっていたい」と思うものだからです。

本をシェアすることで、マンション内に小さな図書館をつくると、「緩い」だけど「温かい」、そんな『人との繋がり』を築けるようになります!

あなたは、自分が住んでいるまちで本当に「やりたいこと」をできていますか?

↓↓↓やりたいことを実現させる具体的な方法は以下↓↓↓

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