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プロフィール

ちゃぼけん

こんにちは、“ちゃぼけん”です。

このブログをご覧いただき、ありがとうございます!

私は「まちづくり」や「地域活性化」に関する仕事を長年しております。

「まちづくり」って何?なんか難しそう?

 そう思われる方も多いかもしれませんね。

簡単に言うと、みんなで「地域やまちを面白くする」ことをしています!

そんな私が、活性化に関わった地域は全国20都市を超えており、今まで訪れた場所は、人口が数百万の大都市から、地方小都市や自然豊かな田舎のまちまで多岐に渡ります。

そこで、地域再生、コミュニティ支援、商店街の活性化、まちづくり団体の立ち上げ、店舗プロディース、中心市街地の活性化、タウンマネージメント、観光まちづくり、歴史的まちなみの保全・活用、震災復興…など、数々の事業、プロジェクトを実施してきました。

建築家を志していた学生時代

私は街中にある建築を見るのが大好きな少年でした。

ちゃぼけん

有名な建築家になりたい!!

という夢を持って、大学は建築学科に進みました。

世界中の街を見て歩き、まちづくりの大切さに気づく!

その中で、勉学に励み、いろんな建築を見て回りました。バイトをし貯めたお金で、一人で海外に行き、パリやローマ、バルセロナなどのヨーロッパの歴史的都市に行き、著名な建築家の作品を一日中歩き回りながら見ていました。

またヨーロッパの都市に飽き足らず、東南アジアの街に何度も訪れました。

洗練されたヨーロッパの街とは違い、アジアは熱気と活気があふれるもので、また別の刺激に満ちていました。そこで街と建築が切っても切り離せない関係であり、その街にふさわしい建築のあり方があり、またそのような建築がその街独特のまちなみをつくり出していることに気がつきました。

日本が抱える大きな問題に挑戦したい!

大学で勉強している最中、私は大きな違和感を覚えました。周りの学生が「かっこいい、オシャレな建築をつくりたい」と考えている中、「今の世の中で本当に役に立つものとはなんだろうか?」と考えるようになりました。

ちゃぼけん

こんなことをしている場合じゃない!!

そこで、社会の問題となっているものを建築を通して解決していきたいという思いが芽生え、『まちづくり』『都市計画』を勉強するようになりました。

現在の日本は、人口減少や少子高齢化の問題があり、それは今後ますます深刻化していきます。私が大学生だった頃、それらの問題はすでに指摘されていましたが、当時はあまり問題視されていませんでした。戦後の高度成長期によって都市の人口も爆発的に増えていった日本では、人口減少や少子高齢化がもたらす影響を「幻想」だとし、信じようとしなかった人が多かったように思います。勉強をすればするほど、私は強い危機感に襲われました!

ちゃぼけん

このままだと大変なことになってしまう!

しかし今後、日本のまちではあの時のような活発な成長が自然発生的に起きることはあり得ません。そして、そのことを学生の頃に予期していた私は、『まちづくり』について勉強し、そのことについて人生を捧げようと考えました。

東日本大震災での東北の人々との出会い

大学生のころ、私は研究室で論文を作成に追われていたとき、それは起こりました。

そう、東日本大震災です!この大災害が私の人生を大きく変えました!

「自分が今まで勉強してきたことでどのようにしたら、世の中の役に立てるのか?」「まちづくりとはいったい誰のためにあるのか?」
そのようなことを常に自問自答しながら、気がつけば私は何度も何度も東北に通っていました。

当時は何のツテもなく、各地を歩き回ってはボランティアやそこにお住いの方々にお話しをさせてもらい、「まちづくりにとって大切なことは何なのか」を学ばせていただきました。またそこで寝泊りしながら復興のお手伝いをさせていただきました。

その後、就職活動をすることとなりましたが、私は迷わず震災復興の仕事ができる会社に就職することに決めました!

まちづくりを自分の仕事に!!

時代に合わない大規模開発の仕事を手掛ける

大学を卒業した後は、都市計画を得意とする大手コンサルタント会社に就職をしました。そこでは主に住宅地の開発や区画整理事業などの大型開発事業を携わっており、もちろん東日本大震災の復興事業も行っておりました。

しかし、そこでもまた私は大きな違和感を覚えました。

大手企業では、収益の大きい大型開発の案件が大半を占めており、それは高度成長期時代から大きく変わっていません。

しかし、今後大切になってくるのは、「人口減少時代」のまちづくりなのです。

  • 50~60年前に開発された後、人口が減ってゴーストタウン化する住宅地…
  • 郊外に人が移り住んで、ひと気がなくなった地方の中心地市街地…
  • 空家や空き店舗が大量に発生して寂しくなっているまち…
  • 似つかわしくない規模の開発によって、残念な結果となっているまち…
  • 今後数年間のうちに消滅すると言われている限界集落…
  • 復興が進んでいるものの人が戻ってこない地域…
ちゃぼけん

このようなまちを増やしてはいけない
深刻化していくこの状況をなんとか食い止めなければならない

そういう想いが芽生えてきました。

地域の方々と一緒に進めるまちづくりを目指す

日本には素晴らしいところが数多くあります。

各地に独特の文化や歴史があります。

それは日本の複雑な地形がつくり上げてきたものです。人の移動がなかなかできなかったため、その土地土地で独自の文化が生まれてきたのです。

しかし、高度成長の急速な都市化、画一的な開発によって、どこも同じような風景となってしまいました。

「それぞれの地域にはそこにしかない良さがあり、それらを大切に守っていくためには、その地域のことをよく知っている、地域の方々と共にまちづくりをする必要がある」

大手企業を退職したのち、少人数で実施しているまちづくり事務所に数年間勤め、その地域に暮らしている人たちと数々のまちづくりを実施してきました。

現在は独立をして、私が長年の経験から作り上げてきたまちづくりのメソッドを広めながら、たくさんの仲間とともに、まちづくりの活動を行っております。

面白い地域、楽しいまちをもっともっと増やしていきたいと思います。

ちゃぼけん

よろしくお願いします!