この問いかけに対して、すぐに回答できる人は本当の素晴らしいと思います。
ただ、実は多くの人が自分のやりたいことがわからなくて悩んでいます・・・
私が日本各地でまちづくりや地域活性化の取り組みをしているとき、
まず最初に「自分たちのやりたいことをやりましょう!」とアドバイスしています。
その理由は簡単で、
まちづくりや地域活性化は短期間で成果が出るものではなく
長期的に取り組んでいく必要があるため、
活動している本人たちが楽しんでやることが何よりも大切になるからです。
しかし、このようなアドバイスをすると
「自分のやりたいことが見つからない…」
「好きなことが何なのかわからない…」
「自分が何に向いているのか知らない…」
と悩む人がとても多いことに気がつきました。
そこで今回は
自分の‟やりたいこと”が簡単に見つけられる方法や考え方をお伝えしたいと思います。
それはとてもシンプルだけどとても重要な方法なんです!
目次
‟やりたいこと”が見つからない理由
ところで、どうして多くの人が自分の‟やりたいこと”が見つからないのでしょうか?
ここではまずその理由について解説していきます。
みんな‟やりたいこと”がわからない!?
多くの人が
「自分の好きなこと、やりたいことだけをして毎日を楽しく暮らしたい」
とそう強く願っています。
しかしそうはいっても
いざ自分の好きなこと、やりたいことを考えてもすぐには思いつかない
なんてことはよくあると思います。
- 「何を目指したらいいのかわからない」
- 「やりたいことが思いつかない」
- 「自分が何に向いているのかわからない」
- 「自分の好きなことがわからない」
- 「何をやっているときが楽しいのかわからない」
- 「今の仕事はやりたくないけど、代わりに何をしたらいいのかわからない」
- 「自分の天職は何なのか?」
そういった悩みを持っている人は本当にたくさんいるんです!
誰もが「自分のやりたいこと」を見つけられずにいるんです・・・
‟やりたいこと”がわからないシンプルな理由
ではなぜ多くの人が、「自分がやりたいことがわからない」のでしょうか?
実はその理由は、とってもシンプルなことなんです。
それは「自分で自分の強みがわかっていない」というよくある答えではありません!
自己啓発系の本ではよく、やりたいことがわからなければ、
「自己分析をしなさい」とか「自分のワクワクすることが考えてみなさい」
ということが書かれていますが、重要なことはそういったことではないんです。
もちろん自分自身で自分が何が得意かとか、
自分が何が好きかというのがわかっていたら、
それに越したことはもちろんないです。
ただしそれ自体がわからないんだから
「強みを分析しろ」とか「自分自身が何がワクワクするのかというのを考えろ」
と言われたところで、そんなのは思いつかないわけです。
ではなぜ、自分の‟やりたいこと”がわからないのか?
それは単純に「体験の数が少ない」からです。
つまり、いろんな場面やいろんな役割の数を体験していかないと当然
「自分がこれが好きだ」とか「これが得意だ」とか「これがワクワクする」
というのは起こり得ないわけなんです。
自分の‟やりたいこと”を見つける方法
では自分のやりたいことを見つけるためには、何をすればいいのでしょうか?
具体的な方法をこれから解説していきます。
‟やりたいこと”を見つけるためには「体験の数」が重要
先ほど、自分のやりたいことが見つからないのは、
「体験の数が足りていない」からだ、という話をしました。
つまり、「体験の数を増やす」ことで、
自分のやりたいことを見つけられるようになります!
具体的に‟やりたいこと”を見つける方法は以下のとおりです。
- なにも考えないで、「ちょっと気になるもの」や「目に付いたもの」をどんどん体験していく
- 「これは面白い」「これは楽しい」と思うものをさらに深堀していく
これを繰り返すことで、
徐々に「自分のやりたいことがわからない」ということが解消されていきます!
やったことないことを体験しよう!
ここでひとつ具体的な話をしたいと思います。
あなたはまだ自分が体験したことがないものはたくさんあると思います。
もちろん私にもたくさんあります。
例えば「フラメンコ」!
私は生まれてから一度もフラメンコとかやったことがありません。
(小学校4年生のときにスペインへ旅行したときに、生でフラメンコを見たくらいでそれ以外はフラメンコに見たことも触れたことがありません・・・)
でももし私がフラメンコをやってみたら、
ものすごい得意で、ものすごく天才的で、
ものすごく心からワクワクするかもしれない
でもそれはフラメンコを体験するまでわからない
つまり
体験の数が多ければ多いほど、
「自分がワクワクすること」
「自分が好きなこと」
「自分がやりたいこと」に出会う確率が高くなっていくわけです。
裏を返せば
体験の数が少ない人ほど「何をやればいいのかわからない」って言ってるんですね。
「何が好きかわからない」のは当然なんです!
世の中にどんなことがあるのかを知らない
知っているけれども、やったことがない
見ただけで「興味がある」「興味がない」と判断し、体験をしていないからです。
体験してみると意外と楽しい!
実際にあなたもこういう経験があるんじゃないでしょうか?
「あんまり面白くなさそうだな」と思っていたけれど
イヤイヤながら友達や家族に連れていかれると
「意外と楽しい!」とか「意外と良い!」と思った経験。
「自分が得意なこと」「自分が好きなこと」は体験するまではわからない!
だからこそ
「自分が好きなことは何なのか」「自分が得意なことは何なのか」
を知りたいのであれば、『体験の数を増やしなさい』ということなんです!
自己分析だけでは‟やりたいこと”は見つからない!
「自分のやりたいことがわからない」
「自分の得意なことがわからない」
「自分の才能や向いていることがわからない」
こういった質問を私はよく受けます。
そんなときは一律して「自己分析してください」ではなくて、
純粋に「体験の数を増やしてください」と言います。
つまりは「行動する」「とにかくやってみること」が大事ということです!
ではなぜ「自己分析」だけでは、やりたいことが見つからないのでしょうか?
それは私たち自身の中に眠っている「才能」「長所」「強み」というのは、
潜在的なものが多いからです。
その潜在的な「才能」「長所」「強み」を顕在化させる、
つまり眠っているものを起こすためには体験をする必要があるんです!
【最後に・・・】体験の数を増やすと、人生の幅が広がる
多くのことを体験をすることによって、
「やりたいこと」「好きなこと」「得意なこと」が見つかり、
人生の幅も広がっていきます。
そうすると、
自分の人生を自分の思い通りに生きることができるようになっていきます。
「新しく何かを始めたい」「夢中になれるものを見つけたい」
「何がやりたいかわからない」「新しい体験に出会いたい」そういったときは、
『体験の数を増やす』ことを是非実行していってくださいね。
あなたは、自分が住んでいるまちで本当に「やりたいこと」をできていますか?
↓↓↓やりたいことを実現させる具体的な方法は以下↓↓↓
あなたが今、‟やりたいこと”は何ですか?