好きな場所で“やりたいこと”を実現させるための方法≪click≫

「都会に向いている人」「田舎に向いている人」の違いとは?性格診断でわかる、本当に住むべき場所!

ちゃぼけん

あなたは都会と田舎、どちらが好きですか?

「都会で便利な毎日を過ごしたい」という人もいれば、
「田舎でのんびり過ごしたい」という人もいるでしょう。

実は、性格によって、その人に合ったまちは違います!

自分の性格に合った場所で過ごすことができれば、
毎日パッピーに過ごすことができるかもしれません!

一方で、自分の性格に合わなかった場所に住んでしまうと、
ストレスの多い毎日を過ごすことになるかもしれません・・・

この記事を読めば、
あなたの性格に合った場所を見つけることができるでしょう!

それぞれの性格にあった環境とは?

都会は人がたくさん集まる場所であり、刺激的で多くの出会いに恵まれます。

しかし、
人によっては刺激的過ぎるあまり疲れ果ててしまったり、
それが原因で病気になってしまうことさえあります。

反対に田舎の場合は
自然に囲まれてのんびりと過ごすことができるかもしれませんが、
人によっては刺激が少なく退屈な場所に思えるでしょう。

つまり、誰かにとってのユートピアは、
別の誰かにとってのディストピアになり得るということなのです。

そのため、それぞれの性格に合った環境で過ごすことが、
幸せに暮らすための第一条件となります。

まずはあなたの性格に合った場所を見つけてみましょう!

【性格診断】あなたの性格に合った場所の見つけ方

ではどうやって自分の性格に合った環境を見つけることができるのでしょうか?

そのヒントとなるのが「ERI」なのです!

環境心理学者であるジョージ・マッケクニーは、
人間の環境に対する志向を表す「環境気質」を包括的に評価する、
「ERI」なるものを開発しました。

「ERI」は、私たちの日常的な環境に対する8つの気質をスコアで示します。

その8つが以下のものです。

ERIの8指標
  1. 自然志向(PA=Pastoralism)
  2. 都会志向(UR=Urbanism)
  3. 環境への適応(EA=Environmental Adaptation)
  4. 刺激の探求(SS=Stimulus Seeking)
  5. 環境への信頼(ET=Environmental Trust)
  6. 歴史志向(AN=Antiquarianism)
  7. プライバシー優先(NP=Need for Privacy)
  8. 仕組みへの志向(MO=Mechanical Orientation)

あなたはどれに当てはまるでしょうか?

現在、引っ越しや住む場所について考えている人は、ご家族と一緒にお試しください。

①自然志向(PA=Pastoralism)

手つかずの自然に対する感受性が強く
人間の手による土地の開発を嫌い、広いスペースを好み、
自然保護を評価する傾向があります。

自然の力を人間の生命に形づくるものとして受け入れ、
自然な環境での自給自足という考え方を支持します。

②都会志向(UR=Urbanism)

人口密度の高い地域での生活を享受し、
都市がもたらすさまざまな刺激を好みます。

文化的な生活に関心を持ち、人間の多様性の豊かさを楽しみます。

③環境への適応(EA=Environmental Adaptation)

自然を、人間の欲求を満たすための快適さやレジャーを提供するものと見なします。

そのため、必要であれば自然を開発することも当然と考えています。

土地の個人利用や土木技術の採用を肯定的にとらえ、
人間によって手入れされた自然環境を好みます。

④刺激の探求(SS=Stimulus Seeking)

旅行や変わった場所の探索に大きな興味を示します。

強烈で複雑な身体的感覚を楽しみ、興味の対象が幅広いという特徴があります。

⑤環境への信頼(ET=Environmental Trust)

環境への信頼が高く、環境に対してオープンで、
自らの判断で周囲を探索する能力に自信があります。

セキュリティへの関心が低く、
独りでいるときや保護されていない状態でも快適でいられます。

⑥歴史志向(AN=Antiquarianism)

歴史的な場所を楽しみ、
デザインも現代風のものよりも伝統的なものを好みます。

意匠を凝らした建物や景観、歴史的な文化財などへの美的感受性が高く
思い入れのある物を収集する傾向があります。

⑦プライバシー優先(NP=Need for Privacy)

刺激や気晴らしを遮断することへの強い欲求を持っています。

孤独を楽しみ、隣人との過度の接触を嫌います。

⑧仕組みへの志向(MO=Mechanical Orientation)

ものごとの仕組みやさまざまな形の力学に興味があります。

実際に自らの手を動かすことを楽しみ、
技術的なプロセスや科学的な原理に関心を示します。

8つの指標のうち、あなたはどれが高くなったでしょうか?

高かった指標を見ることで、あなたの性格に合った環境を見つけ出すことができます。

また、同じような指標が高かった人同士は同じような環境を好み、
そうでなかった人同士は違った環境を好むことがわかります。

引っ越しや住む場所を選ぶときと注意点

この診断結果を参考にすれば、
「あなたが住む環境に対して本当は何を重視しているのか」
「本当にあなたに合った環境は何なのか」

がわかりやすくなります。

人は住む場所を選ぶとき、以下のものを重視する傾向があります。

住む場所を選ぶときに重視しがちなもの
  • 職場や学校からの距離
  • 家賃や地価などの値段
  • 買い物のしやすさなどの生活利便性
  • 部屋の間取りや設備 など

しかし、それらの条件を考える前に、
まずはあなたの性格に合った環境について考える必要があります。

その選択によって、あなたの人生は幸福にも不幸にもなり得るからです。

都会派と田舎派の違い

ここで少したとえ話をしたいと思います。

今、移住を考えているAさんとBさんの2人がいるとします。

2人の移住の理由は経済的なものではなく、ライフスタイルの選択です。
幸い2人には、好きな場所に引っ越せるだけの経済的余裕があります。

ERIのスコアはAさんが「都会志向」と「刺激の探求」が、
Bさんは「自然志向」と「歴史志向」が高いという特徴があります。

しかし、2人の違いは知的な志向だけではありません。
感情的な志向でも違いが見られるのです。

都会派の人の特徴

「都会志向」の傾向が強いAさんは、どのような価値につながるのでしょうか?
マッケクニーはこれを次のように描写しています。

人生の本質は他者との関わりにある。
都市は魅力的でさまざまな知識を持つ人たちが集い、
人口密度の高い都会でなければ不可能な文化的、美的、知的な暮らしを可能にしている。

また、Aさんの「刺激の探求」の高さは、次のような視点に由来します。

人生は冒険だ。
そこにはすべきことがあり、登るべき山があり、探索すべき都市がある。
生きるとは感じることであり、周囲の環境に敏感になり、反応していくことだ。
この冒険は、つまらない規則や慣習に邪魔されるべきではない。
新しくユニークで、未体験の刺激的な体験を追い求めることにこそ、人生の価値がある。

Aさんが、人との交流や文化の多様性、刺激的な冒険といった
自らの欲求を満たせる場所へ移住したいと考えるのも無理はありません。

Aさんは、できることなら大都市の中心部にあるアパートの最上階に住み、
都市生活を最大限に味わい尽くしたいと考えているのです。

田舎派の人の特徴

しかしBさんにとって、都市はまったく魅力的ではない場所です。
「自然志向」が強いBさんは、
環境に対してAさんと大きく異なるスタンスをとります。

自然の神秘や美しさを味わいたい。
自然を生活に取りいえれ、人生を形づくるものにしたい。
自然を傷つけたり、搾取したりはしたくない。
生態系を理解し、自然と共に生きることこそが、人生の支えになる。

また「歴史志向」の強さも、Bさんの好みに繊細な影響を与えています。

モノは、記憶や思い出の扉を開く。
緩やかな曲線を描く花瓶や、細部に至るまで精巧につくられたテーブルからは
安らぎが感じられる。
それは、未来を生きるための気持ちや力強さ、アイデンティティを与えてくれる。
人生は、思い入れがあり、安らぎや美しさをもたらしてくれる身の回りのモノによって支えられている。

Bさんの望みは、
田舎の小さな村でアンティーク・ショップをオープンすることでした。
フェアトレードのコーヒーや委託販売の骨董品、ビンテージの古着、手作りの家具などを売るのです。

Bさんは大都市が嫌いです。
お気に入りの花瓶やテーブルに囲まれ、
4匹の猫と一緒に暮らせる田舎で暮らそうと決意しています。
人間関係は、何人かの熱心な常連客がいれば十分です。

自分の性格に合った場所で暮らそう!

都会派の人と田舎派の人の求める環境はまるで違います。

しかし、自分のパーソナルに合った環境について考えていない人がほとんどであり、
都会派の人が田舎に住んでいたり、
反対に田舎派の人が都会に住んでいるパターンは多くあります。

現代は以前とは違い、住む場所を比較的自由に選ぶことができるようになりました。
働く場所の選択肢の幅が増えてきています。

今一度自分や家族の診断結果をもとに、
自分に合った生活の場所を探してみてはいかがでしょうか?

あなたは、自分が住んでいるまちで本当に「やりたいこと」をできていますか?

↓↓↓やりたいことを実現させる具体的な方法は以下↓↓↓

参考文献

『自分の価値を最大にする ハーバード心理学講義』大和書房、ブライアン・R・リトル著、児島修訳

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です