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インターネットの普及によって「リアル店舗」は不要になるの?ウィズコロナ時代の新たな店舗戦略!

いまや日本人の9割が使っているインターネット!
そのインターネットによる通信販売が浸透した昨今、まちなかに存在する店舗の売上がどんどんと減少しています。

さらに新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、多くのリアル店舗がかつてないほどの損害を受け、店舗経営が厳しくなっています。

ちゃぼけん

そんな状況の中、
「もうリアル店舗は必要ないのではないか?」という声も出てきています。

果たして本当に実店舗は必要ないのでしょうか?

そして
今後どのようにしたら実店舗は生き残っていけるのでしょうか?

今回はそんなことを解説していきたいと思います!

とどまることのないネット通販!

近年、インターネットの普及によって、通信販売の成長が著しく、
今の若者にとっても、インターネット通販はよく利用する身近な存在になっています。

小売業のなかでこれから主役になるは、間違いなく「ネット通販」でしょう!

実際に、インターネット通販の売上高は、
2007年の5.3兆円から2021年には13.3兆円へと急拡大しています
(経済産業省「電子商取引に関する市場調査」)。

いまやネット通販が、百貨店やコンビニの売上を上回っており、
その地位が完全に逆転しています。

こうした状況のなか、ネット通販の成長によって、
リアル店舗が不要になっていくと考える人は多いようです。

たしかに、書籍販売をはじめとして、
そのような見方があてはまる例は少なくありませんし、
百貨店をはじめとしたリアル店舗による行為業態の多くが伸び悩む中で、
通信販売が目覚ましい成長を続けていることを踏まえれば、
リアル店舗が不要になるという感覚も、実感に沿うものと言えるでしょう。

コロナ禍による「リアル店舗」へのさらなる打撃

新型コロナウイルス感染症が拡大するにあたり、人々の生活は様変わりしました。

そして、各地で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などにより、
まちにあるリアル店舗は大きな打撃を受けました。

リアル店舗で経営をしていたお店の売上は大きく低迷し、
閉店や規模の縮小を余儀なくされるところが相次ぎました。

特に、飲食店は実質的に営業をすることが許されず、
さらにわずかな補助金しかもらえないことから、
多くの店舗がまちなかから姿を消しました。

コロナ禍以降、
生活者がリアル店舗に足を向ける回数は減少傾向にあり、
まちなかはすっかり寂しくなりました。

コロナが落ち着いてから、
まちのなかにずいぶんひと気は戻ってきましたが、
実店舗の打撃は相当大きいようで、以前のような活気はいまだに感じられません。

まちなかにある「リアル店舗」の課題

厳しい状況のなか、まちなかにある実店舗は少しづつ数が減ってきています

とくに地方都市のまちなかではその傾向が顕著にあります。

このように時代が変化していくなかで、
リアル店舗にはいったいどのような課題があるのでしょうか?

主には以下の3つが挙げられます。

  1. 人口減少による需要の低下
  2. 担い手や人手の不足
  3. 生活者の消費行動の変化

それでは、ひとつずつ見ていきましょう!

①人口減少による需要の低下

まちなかにいる人数が減ってしまっては、当然ながらお客は減ってしまいます。

地方では人口減少が特に顕著であり、
地方都市のまちなかで新たにお店を構えることはとても難しい時代となってしまいました。

そのため、まちなかにあるお店はどんどんと潰れていき、
昔からあるお店も新たに投資するお金の余裕がなく、
お店が古くボロボロの状態で、店を続けているところが多いようです。

人口減少が顕著なまちでは、
昔からの常連さんがたくさんいるお店はなんとか細々と経営することができても、
新規で出店するにはとてもリスクがあるため、まちなかからお店は減り続けます

お店が減っていけば、まちの魅力はどんどんと低下していき、
それがさらなる人口減少を招くという悪循環に陥ってしまいます。

②担い手や人手の不足

人口減少によるリアル店舗への影響として、お客の減少だけでなく、
お店で働く人の確保も難しくなります

お客さんがたくさんおり、経営的には問題ないようなお店でも、
店員の不足や後継者がいないために、やむを得ず店舗を閉めるというケースも散見されます。

特に地方都市では若者の働き手を確保するのが、非常に困難です。

若者のアルバイトやパートと言えば、大学生や子育て中の主婦が多いですが、
それらの多くが大都市に出て生活をしているため、
地方都市のまちなかでそのような人材を見つけることはとても難しいのです。

③生活者の消費行動の変化

先述したとおり、インターネットの登場や新型コロナウイルスの感染拡大などにより、生活者の消費行動は近年、大きくわかりました

これらの変化にうまく対応できない店舗は、
顧客がどんどんと離れていってしまいます

それでは・・・
リアル店舗はもうまちから必要なくなるのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません!

リアル店舗にはリアル店舗にしかないものがあり、
それを求めている人はたくさんいるからです!

それにうまく対応できた店舗が生き残っていけることになるのです。

「リアル店舗」に求められていること

生活者が「リアル店舗」に求めているものとはいったい何なのでしょうか?

それは主に以下の5つです。

  1. 実際にモノを見て購入できる
  2. 思いがけない商品と出会える
  3. 店員と直接コミュニケーションをとることができる
  4. 非日常の楽しさが味わえる
  5. 気の合う仲間ができる

詳しく見ていきましょう!

①実際にモノを見て購入できる

インターネットでモノを購入するときに、
生活者が感じる不満点としてよくあるのが、
商品が実際に手元に届いたときに
サイズが合わなかった」「思っていたのと違ったというものです。

さらに、インターネットでは実際にモノを見たり試したりできないため、
「本当かな?」「騙されたらどうしよう?」といった不安や不信感が伴います。

しかし、
実際の店舗では類似品と比較したり、品定めをながら、
確信を持って商品を購入することができるます。

この購入するときの安心感を、
ネット販売で消費者に与えることはとても難しいのです。

②思いがけない商品と出会える

商品がたくさん並んでいるお店に行って、
‟ワクワクした気持ちで買い物をした”という経験は誰にでもあると思います!

どんな商品があるのだろう?
これって何に使うのかなぁ?
新商品にはどんな機能があるのかな?
こんな可愛いものがあるんだ!

そんな、思いがけない商品と出会えることも‟リアル店舗ならでは”です!

インターネットでは自分の欲しい商品を直接検索して選ぶため、
それ以外の商品と出会えるチャンスはあまりありません。

自分の好みにあった好きな店舗を見つけ、
そこでショッピングを楽しむことによって、
どんどんと自分の好みの幅や趣向が広がっていくことは
何にも代えがたい貴重な経験です。

近年では、
特定の商品だけを扱っている専門店ではなく、
ライフスタイル全般に関する商品を取り揃えており、お店の独自のコンセプトを売りにした「ライフスタイルショップ」が人気を博しています。

③店員と直接コミュニケーションをとることができる

お店の店員さんは、
その店で扱っている商品やサービスについて豊富な知識を有しています

店員さんと直接コミュニケーションをとることによって、
そのようなプロフェッショナルな知見やおススメを知ったうえで、
安心して購入することができます。

また、欲しい商品が具体的に分からなくても、
漠然とした要望だけでおススメ商品を持ってきてくれたりなんかもします。

さらに顔見知りの店員さんがいる場合には、
好みに応じて自分の合った商品を勧めてくれたり、
入荷されたばかりの商品を紹介してくれたり、
迷っていたら客観的なアドバイスをもらえたり・・・

その道のプロとコミュニケーションを取りながら楽しく買い物ができるのも、リアル店舗のメリットの一つと言えるでしょう。

④非日常が味わえる

リアル店舗で買い物をしたり、サービスの提供を受けることによって、
ただ商品を購入するだけでない特別な体験が得られることがあります。

例えば、
そのお店特有のパフォーマンスが受けられる
作り込まれた店舗設計がされている
おまけがもらえたり、値切ってもらえたりすることがある

‟実演販売”や‟解体ショー”なども非日常を味わえるものの一つと言えるでしょう!

そのお店にいるだけで楽しいワクワクした仕掛けがあると、
インターネットや他の店舗と差別化ができるでしょう。

⑤コミュニティが形成できる

あなたの好きな店舗で買い物をしていると、
あなたと同じ好みや感性を持った人たちと出会える可能性があります。

行きつけの居酒屋やバーなどで顔見知りの人たちと仲良くなったり、
店舗が開催されたワークショップに参加した人同士でおしゃべりをしたり、
子連れの人たちで子育ての悩みを共有したり、
地元の人たちと地域の情報を交換したり・・・

リアル店舗では人と出会うことができ、
その結果コミュニティを形成することも期待できます。

これもインターネットではなかなか実現できないことです。

結論!!・・・地域にとって「リアル店舗」は不可欠

人は「楽しさ」や「出会い」を求めてリアル店舗で買い物をしたり、
飲食などのサービスを受けたりしています。

なぜならば、今の時代に消費者が求めていることは、
「モノ消費」ではなく「コト消費」だからです。

モノを購入してただ消費していくだけでなく、
そこにどのような体験を得ることができるのかを重視しています。

そのため、リアル店舗には、
単なるモノの購入や食事などのサービス提供を超えた、
楽しい体験を得ることができる機会の提供が求められています。

そうすることで、リアル店舗はインターネットに比べて、
圧倒的にファンがつくりやすくなるのです!

人が集まり、多くのファンができ、地域に愛される店舗になれば、
このような厳しい時代であってもリアル店舗は十分に生き残っていけるのです。

いや、むしろ地域やまちのコミュニティにとって、
リアル店舗は必要不可欠な存在です。

店舗の多いまちこそ、楽しいまちなのです!

あなたは、自分が住んでいるまちで本当に「やりたいこと」をできていますか?

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