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知らないともったいない!誰でもタダできる、身近な“お寺”の活用法とは?

“お寺”に行くのは、墓参りや観光のときぐらい・・・
今やそういう人がほとんど。

ちゃぼけん

あなたもそうではないでしょうか?

しかし実は、
日常的にお寺通うことで、素晴らしい効果が期待できることが分かっています。

非日常の空間に身を置き、日頃の喧騒を忘れることで、
「心の癒し」効果が期待でき、メンタルケアにとても有効なのです!

そしてその恩恵は、誰でもで、しかもタダで受けることができます!

今回はそんな身近にあるお寺の活用方法、楽しみ方について解説します。

日々の生活の中でお寺を活用する習慣があれば、
あなたの生活はより一層魅力あるものになりますよ!

この記事をおススメする方
  • 日々時間に追われているビジネスパーソン
  • 子育てで精神的に疲れているお母さん、お父さん
  • 受験勉強を頑張っている受験生
  • 毎日ちょっとしたことでイライラしてしまう方
  • 近所にどんなお寺があるのは知らない方
  • お寺に興味があるけど、何をしたらいいかわからない方 など

無料でもっとお寺を活用してみよう!

日本中どこのまちにても10~15分ほども散歩をすれば、どこかのお寺に行き当たります!
一説によると全国で寺院の数は7万を超えると言われており、
これはコンビニよりもはるかに多い凄まじい数です!

近所のコンビニには毎日通うけど、近所のお寺には行ったこともない・・・
そういった方はほとんどだと思います。

しかしこれ!
ほんとうにもったいないことなんです!

あまり意識することはありませんが、実は・・・

私たちは、
先人が遺してくれた、
膨大な宗教資産をタダで利用できる国に生きているのです!

先ほども言いましたが、
お寺は日本全国どこにでもあり、
コンビニよりもはるかに多い数存在しています。
しかも、ほとんどのお寺は無料で入ったり利用することが可能です!

しかし・・・
観光地として有名なお寺はいつもたくさんの人に溢れていますが、
それ以外のお寺はだいたい閑散としています。

現在のところ、
私たちはこの資産を十分に活用できているとは言えません

恵まれた環境にいるからこそ、もっとお寺を活用してもらいたいと思います!

それでは、
日常的な「お寺に楽しみ方」を紹介していきましょう!

難しい知識や特別な準備はいりません。
誰にでも簡単にできることなので、今すぐにでも試してもらえますよ!

日常的な「お寺の楽しみ方」を紹介

お寺に行って庭を眺める
仏像の前で手を合わせて拝む

たったそれだけのことで
心がスッキリしたり、モヤモヤが晴れたりすることはないですか?

そうでなくても、
境内に入るだけで「落ち着く」かんじがするのは、
誰しもが経験したことがあると思います!

お寺には、どんな人の心も癒す工夫が随所にあるんです!

本当に昔の人は良く考えたものだなぁー、と感心させられます。

ここで少し「身近なお寺の楽しみ方」を紹介していきたいと思います!

山門で心を切り替える

お寺に行くと、まず最初に出迎えてくれるのは「山門」です。

「山門」というと巨大な門を思い浮かべるかもしれませんが、
まちなかの小さなお寺でも、必ず町(俗世)との区切りとして山門があります。

山門によって隔たれていることで、お寺の内側には、
私たちが生活する普通のまちの空気と全く違った空気が保たれています。
門をくぐることで、身体がその空気と感応し、パッと心のモードが切り替わるのです。

寺のソトからウチに入ることで、心のモードが俗世からちょっと切り替わる
これが山門の持っている機能です。

手入れの行き届いた境内には、
俗世にいるときとは異なる身体感覚を私たちの内側に生じさせてくれます。

参道を歩いて少しずつ心を整える

山門をくぐり境内へ入ったあとは、静かに参道を歩いて本堂へ向かいましょう!

参道はただ歩くのではなく、
歩きながらゆっくりと呼吸をしながら頭の中を空っぽにしていき、
さらに心を少しずつ整えていきます。

参道には玉砂利が敷かれていることがありませんか?

この玉砂利には、その場を清浄する意味があります。
清浄な石を踏みしめて本堂に進むことによって、
汚れた身を清め心を鎮めて、
最高の状態で祈りができるように工夫がされているのです。

庭を眺めて心を落ち着かせる

お寺では、美しい日本庭園を観ることができます。

まちなかで、
このような自然の美しさに触れることができる場所はなかなかないと思います。

日本庭園は、思想や美意識を体現しており、
水や石、植栽など必要最低限なものを使って、美しい自然を模して造られます。

本堂へ入る前に、
日頃触れることのない趣のある日本庭園をじっくりと眺めることで、
心を落ち着かせましょう!

お寺のお庭は、毎日綺麗に手入れされており、
いつ何時に訪ねてもその美しさを目にすることができます
また、春夏秋冬、季節ごとの日光の入り具合や葉の色付き、
花の色合いが見事に計算されています。

お寺によっては、水を用いずに白砂と石を使って景色を表現する「枯山水」を観ることができます。
枯山水は、禅の思想が反映された庭園で、近年は日本人のみならず、海外の方にも高い評価を受けています。
華美なものは一切使用しないシンプルな庭の美しさによって、心がどんどんと洗われてくことを感じれるでしょう!

さらに、見たままの美しさだけではなく、
庭の“余白”を見ながらイマジネーションを膨らませることで、
さらに頭と心を落ち着かせることができます。

お寺の境内は、
庭を見つめながら、自分の内面の向き合い
心のざわつきをじっくりと沈めていく、そんな体験ができる貴重な場所です!

本堂に入りご本尊の前で瞑想する

さて、山門をくぐり、庭を眺めたら、いよいよ本堂に入りましょう!

本堂にはそのお寺の中で最も大切にさせている「ご本尊」があります。
「お寺という場の空気」を作っているのは、何と言ってもこの「ご本尊」です。

ご本尊には「秘仏」といって扉に納められていて見ることができないものもありますが、多くは本堂に入ると正面に鎮座されています。

その前に静かに座って10分も経てば、
俗世から切り離された時間を体験することができるでしょう!

山門をくぐり、参道を歩き、庭を眺め、ご本尊の前に座る

たったそれだけで、
一気に俗世から切り離された静かな心の状態をつくることができます。

これは「お寺」という強力な「場の力」と言えるでしょう!

当然本堂に勝手に上がってはいけないお寺もありますので、必ずご住職に確認を取ってください。
もちろん、本堂というのは仏様の居場所ですから、上がるときに一礼することを忘れないようにしてくださいね!

お寺はタダで使える精神のスポーツジム!?

運動をしたり体を鍛えるため、
定期的にスポーツジムに通っているという方も多いと思います。
運動をすることでストレス発散にもなるし、健康にとってとても良いことですよね。

しかし、
人間は体の健康と同じように、心の健康にも気を使う必要があります。
とくに現代人は
ストレス過多な日常生活を送っており、心の健康を害する人が少なくありません

そこで今注目されているのは、
日常的に行える『マインドフルネス』や『瞑想』です。

毎日少しの時間でもよいので瞑想を行うことで、
ストレスの緩和寝つきが良くなったり、
集中力が高まったりする効果が得られるようになります。

瞑想を行っていくと、
徐々に頭の中がスッキリし、心のモヤモヤが晴れ、
全身の緊張感が抜けていき、身体が軽くなった気がしてきます。

そうすると、
「自分は生かされている」と感じることができるようになり、
あらゆることに感謝の念が芽生え、幸せな気分でいっぱいとなります!

「瞑想」の詳しい方法については以下をご覧ください!
話題のマインドフルネス瞑想のやり方と効果!瞑想が人生の質を高める

そして『マインドフルネス』や『瞑想』を実施する場所として最もふさわしく、
私たちの身近にあるもの・・・
それが「お寺」なのです。

「お寺の本堂に入ってご本尊の前で瞑想を行う」

たった5~10分程でよいので、一度騙されたと思って試してみてください。
驚くほど心がスッキリすることに気がつくでしょう!

自宅で瞑想を行うのもいいですが、
日常的にお寺に通って、この瞑想を行うことをおススメします。

自宅で行う場合は、
余計なものが目に入ったり、雑音があったり、家族に邪魔されたりします。
しかし、お寺であればそんなことはありません。

静かな時間の中でじっくり自分と向き合うことができます。

お寺で瞑想を行うメリットはそれだけではありません!
自宅での瞑想は三日坊主になりがちですが、
お寺であれば継続して続けることが簡単にできます。

運動をしようと思ったとき、
自分一人で毎日ジョギングをするのは大変ですが、
スポーツジムに通って、周囲に仲間やコーチがいるところでは頑張れる、
という人はたくさんおられるはずです。

最近は瞑想体験座禅体験を行っているお寺もたくさんありますので、
一度参加されるてもいいかもしれません!

はじめておこなわれる方にとっては、
教えてくれる人がそばにいると心強いでしょう。

私も仕事の激務や子育てのストレスから、
メンタルがやられてしまったことがありました。
そんな時に心を落ち着かせることができたのは瞑想であったり、
お寺などの非日常の空間に身を置くことでした。
今でも定期的にお寺に行って、心を落ち着かせる時間を設けています。

まさにお寺は「精神のスポーツジム」のようなところなのです!

お寺に行くときに、やってほしいこと

しかし、いきなりお寺の本堂に上がって、
10分間の瞑想するには、抵抗があるかもしれませんね。

ここからは、瞑想でなくても、
お寺に行ったら、ぜひやってみてほしいことを紹介していきます!

ご本尊と呼吸を合わせる

まずは、チャレンジしてもらいたいことは、
「ご本尊と呼吸を合わせる」です。

呼吸を合わせるとはどういうこと?
はい、そう思われますよね。

具体的に説明していきます!

もちろん、仏様は木や金属でつくられた彫刻ですから、
物理的に呼吸をしているわけではありません。

要は、そういう物体としての「仏像」を通して、
「仏様」という対象に、心を同調させるのです。

集中して同調性を高めていくと、
だんだんと、あたかも仏様が呼吸をしておられるように感じられてきます。
そうしたら、今度はその呼吸に自分の呼吸を合わせるようにしてみてください。

「木造の仏様が呼吸するわけがないじゃないか」という常識的な考えは捨てて、
とにかく対象である仏様に一心に同調する。

非常に精巧につくられた仏像に同調していくと、
人間というのは不思議なもので、
そのに当たり前のように「呼吸」や「魂」を感じ取ってしまうものなのです。

お寺の本堂に上がったら、
ぜひ「ご本尊と呼吸を合わせる」ということを一度やってみてください。

ご本尊の呼吸と合わせてこちらも呼吸し、
自分の汚れた呼吸を清めてもらい、
ご本尊からの呼気で、こちらの身体を満たすような感覚で呼吸を合わせてみるのです。

実はこれ、なにも特別なことではありません!

お坊様や、仏像を彫る仏師の方々にとっては、
ある種、当然と言ってもいいぐらいのことです。

仏像というのは単なる鑑賞物としての「モノ」ではなく、
「仏様」として扱われています

実際に、古い仏像を修理したり、博物館に飾ったりするときには「御霊抜き」と言って、お坊様による儀式で魂を抜いてから、修理なり、運送をします。
「御霊抜き」をしておかないと、修理師の方も刃物を入れれないし、運送屋の人も恐れ多くて仏像を運ぶことができないのです。

一方、修理などが終わり、お寺のご本尊として鎮座していただく前には必ず「御霊入れ」が行われます。
つまり、私たちが行ったときに会うことができる仏像には「魂が入っている」というわけです。

魂が入っている仏様は木彫の「モノ」であると同時に、
魂の入った「仏」でもあるのです。

目の前の仏様と一人で対峙し、
仏様の清涼な、光に満ちた息をこちらが吸い、
自分が吐く雑念に満ちた呼吸を浄化してもらう様子
をイメージする。

自分の中の汚れたものが、だんだんと仏様の清涼な呼吸によって浄化されていく。

そうすれば、心が明るく、爽やかになります。
真冬でも身体がぽかぽかと温かくなるくらい、
心地よい時間を過ごすことができすはずです。

自分の好きな仏像を見つける

実はこの「ご本尊と呼吸を合わせる」をやっていると、
仏像の違いによって呼吸が合わせにくかったり、合わせやすかったりすることに気がつきます。

それは、私たちが抱える悩みの内容や強度が常に変化しており、
人生のステージや仏教の学びがどれくらい進んでいるかによっても、だんだんと変わってくるからです。

仏様と言っても様々なお姿をされています。
怖い顔をしている仏様もいれば、優しい柔和な顔をした仏様もいます。

あなたの性格や、今求めているものに合わせて、
その時々の直観に従って、自分の好きな仏像を見つけましょう

そして、それぞれの仏様の特徴を理解することで、仏様のパワーをより強力に受けることができるかもしれません。

そうすればお寺に行くことがもっともっと楽しくなると思います!

以下では簡単に代表的な仏様を紹介していきますね!

阿弥陀如来

まず有名なのは阿弥陀如来でしょう!
阿弥陀如来は、「すべての衆生が悟りを得るまで、自分は悟らず、現世に残って救済する」という誓いを立てた、非常に慈愛の深い仏様です。

阿弥陀如来と同調することによって、怒りを鎮め優しい気持ちになれることでしょう!

薬師如来

薬師如来は、病から人々を救う力を持っていると言われています。昔から熱心な信者の多い仏です。

病気に関して心配事がある方は、薬師如来と同調してみてください。

大日如来

大日如来は宇宙の真理を表す仏様であり、密教の中では最高位にある絶対的な存在です。

大日如来と同調することによって、温かなぬくもりに体全体が包まれる感覚が芽生えてくることでしょう!

観音菩薩

「菩薩」は「如来」とは違い、限りなく悟りに近いところに留まって、悟りを知らない者を応援する慈悲に溢れた仏様です。その中でも最も有名で広く信仰されているのが、観音菩薩でしょう!

観音様は、人々の苦しみの声を聞いて救ってくれる慈悲深い仏様です。

悩み事がある方は、一度観音菩薩の前で同調してみましょう!

弥勒菩薩

弥勒菩薩はいわば修行中の菩薩です。静かで安らかな姿や表情をしていることから、「美しい仏像」として有名です。

優しい表情であなたを進むべき道へ導いてくれることでしょう!

地蔵菩薩

最も身近な存在として知られているのが地蔵菩薩でしょう!

地蔵菩薩は釈迦が亡くなってからのあと、弥勒菩薩が人間を救いにやってくるまでの間、人々を救う役目の仏様です。
安産や子どもの無事と健康を願う仏様としても有名です。

不動明王

「お不動さん」で親しまれている不動明王。
「憤怒の形相」が特徴ですが、あの表情は「邪念を払う憤怒」と考えられています。

不動明王からは力強い勇気が湧いてくるかもしれません!

愛染明王

愛染明王は、人間の煩悩を完全に否定することなく、悟りへと導いてくれる仏様です。6本の手にいろんな物を持っている姿をしていることから、現世の物欲を認めながらも、そこに執着しないあり方を示してくれると言われています。

いくつかの仏様の特徴を紹介してきましたが、
実際には、ご近所のお寺を訪ねて「あ、カッコイイな」「優しそうで好きだな」と思える仏様に出会えるなら、理屈よりも一番いいと思います。

まずは自分のお気に入りの仏像を見つけてみてくださいね!

お寺で心の掃除をしよう!

身近なお寺を訪ね、心の掃除・洗濯をする

それを日常的にするのがよいと私は考えています。

なぜ「日常」にしなければならないのかと言えば、私たちの心はすぐに汚れてしまうからです。
日常の中で心の掃除をして汚れを払うために、お寺という宗教施設をうまく活用しましょう!

お寺は、心の掃除・洗濯をするのに最適化された空間です。

高い天井、磨き上げられた床、素晴らしい設えの仏像。
他の場所ではなかなか心を落ち着かせることができないという人でも、お寺で座って10回でも深呼吸をすれば、心を落ち着かせることができます

本堂に入って瞑想することに抵抗がある人は、
お寺の境内で深呼吸するだけでも、スッと意識が切り替わる感覚を覚えることができます。

おススメの季節は春先、境内の柳の葉が伸びてくる頃です。
青々と茂った柳の下で目をつぶって呼吸をすると、ちょっとしたミステリーゾーンに迷い込んでしまったような、ゾクゾクした感覚も生じてきます。

境内を散歩するだけでも、お寺の貴重な仏教資産の有効活用と言ってもいいでしょう

心を落ち着かせて、集中力を高まる場として、お寺を十分に活用する。

それが宗教資産としてのお寺の有効活用と言うことではないかと私は思います。

さあ、近所のお寺に行こう!

あなたの近所にも探せばきっと良いお寺はたくさんあります。

中にはしばらくご本尊やそのほかの仏像を静かに拝ませてくれるお寺もあることでしょう。

私たちはそういう非常に恵まれた環境に生きている、ということをぜひ気がついてほしいと思います。
私たちの周りには、心を落ち着かせるができる最適な場がすでに用意されているのです!

特に目的が無くてもお寺の境内に行くとちょっと気分が明るくなる、ということは多くの人が経験的に感じていることだと思います。

また、最近は寺ヨガをやっていたり、座禅体験ができるところもあります。

お墓参りや観光といった目的ではなく、ぜひ日常的に近所のお寺に訪ねてみてください!

お寺に行ったところで、直接的に誰かがあなたを助けてくれるわけではありません!

しかし、精神とは「自分の心の持ちよう」です。

特に、荒波が押し寄せる現代社会において、自分の心を平穏にキープし続けられる人は稀です。
私たちは仕事や子育て、人間関係の中で常に悩み苦しみながら生きています。

静かな心の状態を保ち、健康で元気に日々を過ごしていけるよう、身近にあるお寺を是非活用してみてください!

最後に、私が「お寺の活用」についてとても参考になった本を紹介しておきます!

とても勉強になる素晴らしい本です!
一読することをおススメします!

長々とありがとうございました!それではまた。

あなたは、自分が住んでいるまちで本当に「やりたいこと」をできていますか?

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